こりす１歳児クラスだより大隅北保育園｜２０１４年１０月２１日の子どもたちの風景　

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こりす１歳児：２０１４年１０月２１日program

文責：田代　美穂

♪どんどんばしわたれ　さぁわたれ♪　～散歩中のわらべうたあそび～

　秋も深まり、朝夕は冷え込む季節になってきました。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、家庭との連携を密にして一人ひとりの健康状態をしっかりと把握し、元気で過ごせるようにしていきたいと思います。朝夕の温度差が大きいので、調節しやすい衣服を用意してくださるとありがたいです。

　お散歩に出掛けた時のことです。遊びの中でわらべうたを自然と口ずさむようになった子ども達。歩道の縁石を見つけると、縁石を橋に見立てて、「♪どんどんばしわたれさぁわたれ～♪」と嬉しそうに渡っていくせあちゃんです。

細い縁石なのでうまくは渡れませんが、それでも嬉しそうに何度も挑戦して楽しんでいます。旧中学校側の高さのある土手までくると、次はその土手を橋に見立てて、渡って毎回楽しんでいるのですが、その土手に自分で登ろうと、一所懸命足を掛けている、ゆうまくんと、ゆずちゃん！小さな足は、なかなか土手まで届きません…。

その後ろ姿がなんともいえずかわいい光景でした。私の少しの手助けで一人で土手に登ることができ、とってもうれしそうに2人で「どんどんばしわたれ～♪」と口ずさみながら渡っていました。

帰り道、「お友達と手をつないで～」と声を掛けると、はるたろうくんが“ハイっ”とゆうまくんに手を差し出し、手をつないで嬉しそうに笑い合っていました。手をつないで歩いていく途中、ゆうまくんが転んでしまうとはるたろうくんは止まって、起き上がるのを待っていてくれました。手をつなぐことで、友達への興味関心や思いやりの気持ちが芽生えてきたように感じます。何気ないことでも子ども達にとっては大きな刺激なんですね。