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認定こども園かさぎの2018年10月2日 るんびに2歳児クラスだよりです。

るんびに2歳児class news

秋の味覚を探しに〜生き物の大切さ〜

文責:上ノ瀬未散

 気持ち良い秋晴れの下、伸び伸びと身体を動かすことを楽しんでいる子どもたち。ますます秋の深まりを感じているこの頃です。子どもたちは秋ならではの味覚“栗拾い”に触れる体験を楽しみました。

じんいちろうくんは、「先生、栗拾いにいこう」と気持ちをわくわくさせながら私に話しかけてきました。

最近、自分の気持ちをしっかり伝える子が増えてきており、子どもとの会話のキャッチボールが私の楽しみの一つになりました。この時期ならではの栗拾いは子どもたちの楽しみでもあり、皆でわくわくしながら散歩にでかけた時のユニークな話しを紹介します。

子どもたちは、栗を1つずつしっかり手に握りしめていました。すると、ひろなちゃん、ゆうせいくんが細長い棒を持ち土に穴を掘り始め、その周りにしおんちゃん、あおいくんが集まってきました。私もそーっと見てみると、子どもたちは、小さくて細長い虫を発見していました。すると、「ミミズみたいだね」とひろなちゃん。その横から「ちがうね・・・」と言う子もおり、子どもたちの観察が始まりました。しばらく棒で穴を掘りながら、虫の動きを追っていく子どもたち。

するとひろなちゃんとゆうせいくんは、持っていた栗を土の中に入れて砂をかけ始めました。私は、子どもたちの行動に疑問を持ち、尋ねてみると返ってきた言葉は「むしさんのえさにしてあげる」でした。子どもたちなりの発想や優しさ・虫に対する気持ち、大げさかもしれませんが命の大切さを子どもたちから教わったような気がします。散歩の中で、毎日いろんな草花、虫、鳥たちに出会い毎日がわくわくの連続です。その時期でしか見られないものを子どもと発見して共有し、子どもの発想や気づきからまた会話が膨らむように散歩を楽しんでいきたいと思います。

☆今週の遊び☆

3日(水)手)豆つかみ 4日(木)体)長縄 5日(金)文)紙芝居 6日(土)散歩 8日(月)体育の日 9日(火) 小運動会