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2018年9月11日の、かぴらべなれす5歳児だより。

かぴらべなれす5歳児class news

〜2回目のお泊り保育、子どもたちの成長を感じました〜

文責:吉留 亜季

ぽんたぽんすけ でておいで〜♪ 〜2回目のお泊り保育、子どもたちの成長を感じました〜

 今回、2回目となるお泊り保育。予定では、霧島市の黒石岳キャンプ場でのお泊りでしたが、前日の天気予報が雨の予報でしたので、子どもたちの安全を配慮し、大隅北保育園宿泊へと変更しました。そのことを告げると、子どもたちは残念そうな表情を見せ、「黒石岳いきたい・・」との声も聞かれました。

当日、空を見上げると曇り空だったので、雨が降り出すまでの時間を黒石岳の探検に行くことにしました。「やったー!!!」と大喜びで準備をする子どもたち。どうしてそこまで子どもたちが黒石岳に行きたがるのかというと、そこには理由がありました。

 先週の年長児交流の際、北保育園で話し合いをしていると、そこにはぽんたとぽんすけからの手紙が舞い込んできました。その手紙には、「まってるね」の文字が書かれています。ぽんたとぽんすけは、毎年山のお泊り保育のときに、いろいろなおもてなしをしてくれる存在なのです。誰もその姿をみたことはありませんが、これまでの5歳児からもその話は聞いていて、卒園式の歌にもよく登場します。

こどもたちは、想像を膨らませてみんなでお返事を書いて、郵便局に届けました。きっとその手紙が届いていて、ぽんたとぽんすけは待っていてくれる!!という期待を持っていざ黒石岳へ出発!!

到着すると、早速探検を始めます。山道でトカゲやナメクジなどを発見したり、遊具を見つけて遊んだりしつつも頭の中にはぽんたたちがあり、「ぽんたってたぬき?」「何かに化けられるじゃない?」「このとかげがホントはぽんたなんじゃない?」「あそこに尻尾が見える!」など盛り上がっていました。

しかし、結局ぽんたたちには出会うことはできず、お弁当をたべてアスレチックで遊ぶと、大隅北保育園に帰り、北保育園の5歳児が漬けたといううめぼしでおにぎりをつくって食べ、夜ご飯のカレーと味噌汁づくりに取り掛かりました美味しく食べて、シャワーを浴びて、夜の散歩に出かけます。これは、前もって子どもたちの中で決めていたイベントで、暗闇の中をわくわくどきどきしながら進みます。近くに小さな神社があり、そこでお参りすることに。

カランカランと鈴を鳴らしてパチンパチンと手を叩くと、子どもたちは自然と「ぽんたとぽんすけに会えますように!!」と声を揃えます。そこからちかくのおろんの館に向かうと、たくさんの案山子たちが、まるで本当に生きているように飾られています。その横にある福祉施設の方たちもいらっしゃり、その方たちが子どもたちを迎えてくださいました。「さっきね、たぬきがいたのよ・・・」その施設の方の一言にこどもたちの表情が一変。「え?もしかして・・・」子どもたちが見渡すと、そこには手紙が・・・

『5さいじさんへ きょうはくろいしだけにきてくれていありがとう みんなのこえはきこえていたよ ぷれぜんとをもってきたよ ぽんたぽんすけより』の手紙に大喜びで、大騒ぎでプレゼントを探していました。たくさんの花火をもらったこどもたちは、地域の方々と一緒に花火を楽しみ、満足して帰るとぐっすり眠りました。

次の日は、早朝の散歩、朝の散歩、製作を楽しんで、無事にお泊り保育を終えることができました。まだまだ書ききれないエピソードもありますが、子どもたちに思い出話を聞かれてみてくださいね。

今回のお泊りでは、自分たちで掃除や片付けに取り組む様子や、自然にお互いの園を超えて関わる様子、困っている子を助けたり、協力したりなど、前回よりもさらに成長を感じる場面が多く、とても嬉しく感じました。子どもたちの心の中に、子ども時代でしか味わえない楽しかった思い出として残っていけたらと願います。保護者の方々には、準備等のご協力ありがとうございました。

お知らせとお願い

☆毎週末に布団と一緒に手拭タオルを持たせています。ご家庭でお洗濯、汚れ具合、名前など確認されてからまた月曜日に必ず2枚持たせてください。歯ブラシは月末の最終の週末に持たせています。こちらも確認のうえ、次の月曜日に必ず持たせてください。
☆17日(月)は、敬老会でソーラン節を踊る予定です。かさぎ地区のコミュニティーセンターに集合となります。

参加できる方は、ご協力をお願いいたします。

今週の予定

12日(水)環境認識(私の体) わらべうた 13日(木)言葉遊び なわとび 14日(金)クッキング 竹馬・竹ぽっくり 15日(土)散歩 龍樹交流