文責:大角 千代美

 今年も残すところわずかとなりました。日に日に厳しくなる寒さに負けることなく元気に登園してくれる子ども達に感謝でいっぱいです。これからインフルエンザ等の感染症も流行してくる時期になります。早寝、早起き、栄養のある食事を心掛けて残りの寒い日も病気をすることなく元気に過ごしていけたらと思います。
 また、来年も子ども達のかけがえのない瞬間を一緒に共有できる事に感謝しながら保育に努めていきたいと思います。今年一年間、保護者の方々のご理解とご協力に感謝致します。来年もどうぞよろしくお願い致します。(保育始めは1月4日となります)

こころの育ち~一人ひとりの発達を大切に~

 生後1年から1年半位の時期に子どもは初めての意味のある言葉を発する様になります。
 身近な生活欲求に関する対象が圧倒的に多いようで、えいと君は私の事を「ばあば、ばあば」と呼びながらやってきます。(孫の真似をしているのだと思いますが)「ばあば」の一言には単に私を命名しているのではなく「せんせいだっこして」「せんせいといっしょに」など手を伸ばして抱っこを求めたり、手を繋いで歩き始めるなど一文に相当する意味を表しています。私達はこの一文に込められた子どもの思いを捉え、その子の伝えたかった言葉を添えて補って話したい気持ちをくみ取って会話の喜びを満たしていきたいと思います。
 一人で自在に動き回れるようになったあこちゃん。這い這いから掴まれるものをめざとく見つけては立ち上がり「ほら、見て。立ったんだよ」とばかりに嬉しそうに喜びを知らせます。立ち上がりの足元が定まらずに尻もちをついてしまった時も私達の顔を見ては「しりもちついて痛かった」とばかりに訴えます。
 五人の子ども達一人ひとりが行動して発見した事、嬉しかった事、困ったことなど私達に目や仕草で一つ一つ知らせようとします。自分の意志で自分の行きたい所に行ける喜び、歩くことで自分の欲求、めあて、感情がめざましく育っています。
 子どもの身体の育ちは誰にでも見えますが、心の育ちは見ることが難しいのでひとり一人の発達に確りと目を向けて保育に努めていきたいと思います。