5月29日の保育参観へのご参加ありがとうございました。子どもたちの嬉しそうな表情や真剣な表情、またシール貼りなど、いつも以上に集中して取り組む姿に私自身も驚き、また子どもたちへの新たな発見となった1日でした。普段の子どもたちの様子を親子で体感し、この時間が有意義な時間となったなら嬉しく思います。
 保育参観後の30日はあいにくの雨模様。しかし前日に作った散歩バックを、登園後、首にぶら下げ部屋の中を探索したり、その中にブロックなどを入れて遊ぶ姿も見ることができました。火曜日は晴天に恵まれ、お散歩バックを持ち散歩に出発。子ども達の大好きな牛舎方面に行きました。タンポポや綿毛、木の実や草花、ダンゴムシと次々に入れていく姿が嬉しかったです。拾いながらも「ぱぱに」「ままに」と家族にお土産として渡す事を楽しみにしている子ども達でした。今の気づきや発見、思いは今その時しかできません。一瞬一瞬を大切に子ども達の今を大切にしていきたいです。

したい思い~挑戦するきっかけつくり~

 2歳児さんと過ごす事も多く、特に月齢の高いひなのちゃん・えいとくん・きいちゃんは2歳児さんから刺激を受ける事も多く、真似っこしたい思いも強いです。昼食前の机拭きにも興味を持ち「えいとも」「ひなのも」と言い、台拭きや強酸化水を取って欲しい事を訴え、机を拭いてくれます。また椅子やランチョンマットを自分のマークまで運んだり、最近は配膳にも挑戦。小さなお盆を持ちゆっくりゆっくり運んでいます。
 のえるちゃん・Aちゃんは今月になり自分で椅子を運ぼうとしたり、ランチョンマットを取りに行こうとする姿が見られるようになりました。また食べる前に自分でスプーンを取り来るようになりました。えいとくんはお昼寝時お友達をトントンしたいことを訴えたり、のえるちゃんは0歳児のお友達にマグマグを持っていき飲ませてあげようとしたりとしてくれます。これは今は興味・関心からの真似っこであると思います。しかし年齢が上がるにつれて自分より月齢の高いお友達への憧れであったり、自分も力を貸して貰って嬉しかった・自分が力を貸すことで相手が喜んでくれた・喜ぶ顔が見たいなど、自分の経験から自然と行動に結びつくと思います。
 園では午後からの自由遊びなど異年齢児と関わることも多く、また以上児さんが1歳児さんを気にかけ話しかけてくれたり、一緒に遊んだり、力を貸してくれたりと遊びの中で自然と関わる姿が見られます。私たち大人が介入することもももちろん大切ですが、子ども同士だからこその世界・こども同士のかかわりを大切にしていきたいと思います。

文責:山神 寿江