らっこ組からこりす1歳児に進級し、あっという間に1ヶ月がすぎました。コロナがなかなか終息の目途が立たず不安の日々ではありますが、元気に登園して来てくれる子どもたちの姿と笑顔に元気をもらいます。子どもたちが毎日を元気に過ごせるのは保護者の方の協力あってこそです。感染症に負けないからだづくりに努めるとともに、引き続き規則正しい生活にご協力宜しくお願い致します。

 この1ヶ月を子どもたちと過ごす中で、自然と困っている友だちに力を貸したり、仲間関係がすごくみられてほっこりとする出来事が多くありました。その場面をいくつか紹介します。
 体調を崩し久しぶりに登園したきいちゃん。送迎車から降り自分のカバンを引っ張り部屋まで運ぼうとしています。久しぶりにきいちゃんの姿を見つけたえいとくん。すぐさま駆け寄り声はかけませんが、顔をじっくりみてきいちゃんのカバンを運ぶお手伝いをしてくれます。2人の姿に気づいたのえるちゃんも顔をのぞかせて一緒に歩いています。

 また、散歩での出来事です。牛舎に行きたいと、牛舎に行った帰り道です。よしひろくんがベビーカーに乗っているのを見て、ある女の子も自分でベビーカーによじ登ります。よしひろ君の前に座りにっこり。またそれぞれに歩いていた子どもたちでしたが、ひなのちゃんが「えいとくんと手つなぐの」と手をつないでいるとそこにのえるちゃん、きいちゃんも手を自然と繋いでいました。探索を十分にしてほしい思いから「手をつなぎましょう」という言葉はかけませんが、子どもたちが自らつないだ手!そこに言葉はなくとも子どもたちの表情から嬉しさと楽しさが伝わってきました。
 大人との関わりや一人遊びから、仲間に興味を示し喜びを共感しあっている子どもたち。まだ1,2年しか生活していない子どもたちですが、子どもたちの力を目の当たりにし、子どもたちの今を大切に見守り子どもたちの世界を大切にしていこうと思う瞬間でした。また人と関わる楽しさであったり心地よさを十分に感じ、関わろうとする思いを大切にしていきたいです。

文責:山神 寿江