11月に入り、日中も肌寒さを感じる日が多くなってきました。コロナ感染者が落ち着いてきているなかでインフルエンザとの同時流行も懸念されます。引き続き、感染予防対策に努めながら、元気に過ごしていきたいと思います。

「平和」~運動会の門づくりに込めた思い~

 先日の運動会アンケートへのご協力有難うございました。これからも保護者の方々からのご意見を参考に行事だけでなく、日々の保育へも生かしていきたいと思います。
 時期はずれてしまいましたが、運動会の門づくりについて書きたいと思います。今年の運動会の門づくりのテーマは「平和」でした。テレビで流れてくるウクライナ侵攻、いじめによる自殺・・・そういった世の中で、命の大切さ、当たり前の日常の大切さを伝えていきたいという願いがありました。平和というと子どもたちにとっては壮大なテーマですが、門づくりをするなかで「輪」になって人と人が繋がる=平和と伝えられるように子どもたちと話し合って取り組んできました。行事となると、以上児さんが中心になってしまいがちですが、未満児さんたちも手形を取り、葉っぱに見立てて門に貼ったりと全クラスで作り上げた門でした。
 「輪」のように人と繋がっていくために必要なことは、「対話」なのではと思います。運動会の門づくりでは子どもたちの意見の出し合い、時には熱中して激しく思いがぶつかり合うこともありました。そういった対話を重ねていくことで、子どもたち自身で解決策を見出し、ともに活動を作り上げる楽しさが自治活動(自分たちのことを自分で決める)に繋がっていくのだと思います。
 子どもたち同士だけの対話でなく、保育者と子ども同士の対話、保護者の方々との対話も大事に重ねていけたらと思います。アンケート時だけでなく、お迎え時や連絡帳等、気になったことはいつでもお知らせください。宜しくお願い致します。

文責:豊永 祥子