社会福祉法人笠木福祉会 スイミーこども

給食について

◆本園は完全給食です!大事に考え行っていることは次のことです。  

  • 主食に『五穀』を混ぜるなど、栄養バランスを考え、何でも食べられる子ども  
  • 食の安全性を考え、添加物、農薬のないもの、少ないものを使用し、安全上気になる輸入物は
    できるだけ使わない。  
  • 食べ物は「いのちあるもの」です。そのいのちが「私のいのち」になるのですから、
    いのちとそのいのちを育てた人、作った人に感謝していただき、決していのちを粗末にする
    食べ方はしません。(食べちらかす、残すなど)。
保育時間について
  • 登園は、3才以上児は8時30分までに。4・5才児は庭掃除、係活動を8時30分より行います。
  • 0・1・2才児は、8時30分頃から朝のおやつです。登園時間にご協力ください。
    18時以降は『延長保育』ですので、入園時にお申し込み下さい。(有料月額500円)

デイリープログラム

07:00 開門・登園
      自由あそび
08:30 庭掃除・係活動(4~5歳児)
      自由あそび(3歳児)
      おやつ(未満児)
09:00 体育あそび・体 操
09:30 朝の会(職員ミーティング)
09:45 課 業・散 歩
11:00 睡 眠(3~5歳児)
      ※11月より5歳児は睡眠なし
      (1~2歳児 10:45~12:15)
12:15 昼 食(3~5歳児)
12:40 昼 食(1~2歳児)
13:00 室内あそび
13:30 戸外あそび
15:00 掃 除(廊下・靴箱その他 4~5歳児)
15:20 お や つ
15:40 お帰りの会
16:00 自由あそび
17:30 遊具片付け
18:00 延長保育
19:00 閉 門

本園の課業について

◆課業(いわゆる設定保育・一斉保育)は3歳から行います。内容は年齢によって少し異なりますが
 ①文学
 ②音楽
 ③描画造形活動
 ④環境認識・数
 ⑤体育
 といった5つの活動を行います。
 この課業は小学校の「授業」のマネではなく、子どもの発達に即した遊び感覚で行います。

1)文  学
◆文学は、何よりもまず【面白い】と思い、【楽しめる】ことが第一義です。そのために、
 絵本やお話を楽しんで【聴く】ことを大切にしています。また、文学を楽しむことで豊かな
 感性や情緒、そして想像力が育てば幸いです。他にも、文学をいろいろな道具を使って演じ、
 お話を【観る】楽しさも育てたうえで、子ども自身の【演じる楽しさ】につなげたいと思います。
 ただし、そこを主目的とした活動は行いません。
 他の課業にも言えることですが、子どもの活動に教育的効果を考えてしまうと、彼らにとって
 【おもしろくないもの】、【楽しくないもの】になってしまうからです。
 純粋に文学を楽しんでもらい、結果として感性や想像力が育てていけたらと思います。

◆また【ことば】は意思伝達の重要な手段の一つです。自分の考えや思いを表現できるように、
 【ことばあそび】を通して論理的な話し方を育てる活動も行います。文学やことばを楽しみ、
 「身につける」ことを目的とします。なので本園では【読み・書き】の文字指導は行いません。
 それには教授法(指導方法)の知識と技術が必要です。
 ただ、文学の活動やあそびの中で【読み】は自然と身についていきます。


2)音  楽
◆本園では、音楽の活動は【わらべうた】で行っています。
 本園では、音楽をしつけや合図・号令の手段として使うことはしません。
 【音楽を楽しむ】ことを本園の願いとしています。以前は、楽器操作の技術習得に力を入れ、
 子どもを叱咤激励して鼓笛隊のまねごとをしたことがあります。保護者の方々には好評でも、
 子どもは喜ばず、音楽を楽しみ、感覚を育てるという願いに反していたのでやめました。
 そこで、本来の願いを達成するため、コダーイシステムの【わらべうた】を採用しました。

◆日本の音楽教育に重要な影響を与えたという3つの音楽教育システムがあります。
 ダルクロ-ズの【リトミック】、カール・オルフの【オルフシステム】、
 そしてゾルタン・コダーイの【コダーイシステム】です。
 コダーイは「音楽を愛し、音楽をわかる人間を育てる」を主張し、
 「自国語で、自国の音楽で、音楽教育を始める」という基本的考えから子どもの音楽教育の
 重要性を説き、音楽教育を始める場所として幼稚園を選んだ、と言われます。日本では他に、
 バイオリンの鈴木慎一の鈴木メソッドや絶対音感がありますが、これらは才能教育や早期
 教育に結びついているようです。
 一般的に幼稚園などで行われているのは、理論的根拠もない、しつけ的うた【おゆうぎ】です。

◆わらべうたでは【肉声】で歌い、手拍子や歩きなど身体を動かしながら自分がうたう歌を聴く
 など、年齢に応じた【鼓動】【大・小】【高・低】の感覚を育てるように課業計画を立てて
 行っています。そのため、伴奏のための楽器やCD等の機械音は使いません。
 ただ本園では、操作技術を目的とした楽器演奏ではなく、楽器の音の違いを楽しむ程度の
 楽器あそびを行います。また、散歩を盛り上げ、みんなの気持ちが共感し合う童謡等の【うた】も
 歌います。テレビアニメの歌はありません。


3)描画・造形
◆本園の描画活動では、いわゆる【上手な絵】【きれいな絵】を描くことを狙いとはしません。
 子どもたちが考えていることや思いを話すことにより、具体的イメージを引き出し、その内容を
 絵で表現することが大事だと考えます。そのためには、豊かな生活体験や遊び、豊かな人間関係を
 大事にし、お互いに話し合い、伝え合って描くことが大切です。また絵を描くしっかりした腕、
 手指の器用さも大切です。そのようなことを考慮した描画の課業をやりたいと思います。

◆また造形・工作活動は、手指の巧緻性が求められます。いろいろな素材や道具を使って特徴を
 知る経験、ものを作る・加工する楽しみを味わい、大変かもしれませんが一つの作品を一人で、
 あるいは共同で作り上げる感動を体験できる活動を計画します。


4)環境認識・数
◆環境認識
 私たちをとりまく自然環境や社会環境に対する認識を、子どもたちの年齢(発達)に応じて
 深めていく活動です。自然環境では、季節や動物、植物、食べ物、人のからだ等を見ていきます。
 また社会環境では、家族や社会、乗り物、さまざまな仕事、さらに交通ルールや社会的決まり、
 生活習慣等を知っていく活動を行います。自分たちのまわりの環境を、【五感】を通して
 実際に見て、触れて、聞いて、体験する中で、興味を引き起こすことにそのねらいがあります。

◆数
 数(かず)の課業は、子どもたちの生活に必要になる数や大きさ、長さ、重さなどの、
 数量や形に対する認識を、子どもたちの年齢(発達)応じて概念的に理解することがねらいです。
 数の合成・分解は、年中児(4歳)は6まで、年長児(5歳)は10までの数で行います。


5)体  育
◆本園の体育は、特別な体育的運動を教えたり特訓したりすることではありません。
 ごく自然な子どもの動き(歩く、走る、跳ぶ、這う、投げる等)は、子どもたちの年齢(発達)に
 応じて、様々な課題を通してやり遂げることで身体が覚えていきます。その身体をダイナミックに
 動かせる喜びを知ることで、身体を動かすあそびが深まり、拡がることにつながります。
 それが脳・神経・感覚をつくっていくことでもあります。

◎未満児の保育
◆乳児(0才児)の保育で大切なのは、この世に生を受けた人間が、これから一人の人間として
 生きていくうえで大切な、3つの基本的なことを育てることだと考えます。それは
 ①体づくり
 ②生体リズムに即した生活リズム(基本的生活習慣)
 ③人と人の心の通い合い(情動関係)です。

◆具体的には、第一に「よく食べ、よく出し、よく眠ること」つまり【快食・快眠・快便】を
 大事にします。次に身体をよく動かす遊び、特に【這い這い】や【たかばい】、【歩行】が
 確立したら散歩になります。そして何をするにも【笑顔】と【ことば】を添えることです。
 特に人と人の関わりを育てるうえで大切なことは【目で話し】【ことばで伝える】ことです。

◆離乳食は、長い食生活の始まりであり、食の自立や味覚を育む重要な出発点ですので、
 順序を踏まえ、特に大事にした上でじっくり丁寧に行います。
 離乳食の時期は生後5~6ヵ月からとします。
 なお、母乳や人工乳(ミルク)から牛乳に代える時期が生後8ヵ月頃からと言われていますが、
 本園ではアトピーなどのことを考え、1歳の誕生日を迎えてからと考え行っています。

◆1・2才児は、「よく食べ、よく眠り、よくあそぶこと」を心掛けます。
 つまり、体づくりや生活リズム(基本的生活習慣)の自立、遊びを通して諸機能及び
 知的発達を促す保育を考えています。特に本園では、散歩や運動遊びのほか、絵本、生活を
 再現した【テーマあそび】、【わらべうた】や【しぐさあそび】を大切に考えています。

 五感を育てる

◆人間が生きていくうえで、まず大切なことは【五感】を育てることです。
 中でも最初に育てることは、気持ちが良い、気持ちが悪い、という【快・不快】が分かる
 ということです。ですから本園では「もらしてもサラッとしている」紙おむつは使わず、
 布おむつを使います。
 そして未満児(0・1・2才)では、【感覚あそび】を大切にします。
 それから【はだし】です。大地の感触をじかに味わうためです。

★本園の保育の考え方は、基本的にはフランスの思想家「ルソー」と日本の「倉橋惣三」の保育・教育思想にあります。